GPS 制限の設定
指定エリア内でのみ打刻を許可する設定
GPS 制限とは
メンバーの打刻時に GPS 位置情報を取得し、指定したエリア (拠点) の範囲内でのみ打刻を許可する機能です。リモートワーク時の不正打刻防止や、現場勤務の管理に有効です。
アクセス
GPS 打刻制限 (/org/{id}/settings/gps)
サイドバーに表示されない場合は、URL を直接開いてください。
エリアの登録
複数の拠点を登録できます:
- 新規エリア をクリック
- 以下を入力:
- 拠点名 (例: 本社、関西支店、現場 A)
- 緯度 / 経度 (Google Maps 等で取得、または 現在地から設定)
- 半径メートル (例: 100 メートル)
- 保存
地図上から拠点を選択する機能はありません。設定場所にいる場合は 現在地から設定 を使えます。離れた拠点を登録する場合は Google Maps などで対象地点の座標を確認して入力してください。
検証モード
厳格モード (strictMode = ON)
指定エリア外からの打刻をブロックします。メンバーには「GPS 範囲外です」エラーが表示されます。
記録のみモード (strictMode = OFF)
エリア外でも打刻は許可されますが、その打刻には**「範囲外」フラグ**が付きます。マネージャーがあとでチェックできます。
厳格モードで運用すると、出張や社外打ち合わせ時に打刻できなくなります。組織の運用に応じて選択してください。
距離計算
球面三角法 (Haversine 公式) で精度の高い距離計算を行います。緯度経度が国境近くでも正しく動作します。
半径の設定指針
| 拠点の規模 | 推奨半径 |
|---|---|
| 個別オフィス | 50〜100m |
| ビル全体 | 100〜200m |
| 工場・キャンパス | 200〜500m |
GPS 精度はスマホ・ネットワーク環境で 10〜100m の誤差があるため、余裕を持った半径設定が推奨です。
メンバー側の動作
メンバーが打刻する時:
- ブラウザが位置情報の許可を要求 (初回のみ)
- 現在地と登録エリアを比較
- 範囲内 → 通常打刻
- 範囲外 → 厳格モードならブロック、記録のみモードなら警告付き打刻
トラブルシューティング
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| メンバーが「位置情報を取得できません」エラー | ブラウザの位置情報許可を確認 / GPS が無効でないか確認 |
| 屋内で範囲外と判定される | 半径を広げる、または建物全体をカバーするよう調整 |
| 位置情報が大幅にずれる | スマホの位置情報設定で「高精度モード」を有効化 |